よしあしの分からぬ
うらがわか表かわからない
ぎもんをかかえたまま
しんのわたしをもとめ
やみをぬけてわたしにであう物語

ようやく出会えたはずなのに
うその狭間で揺れ動く
ぎむ的な言葉達
しかたのない
やがて訪れる終わりの時

「よ」予期せぬ別れが訪れ
「う」後ろ姿だけでも目に焼き付けようとした父と、
「ぎ」ぎくしゃくしていたはずなのに
「し」瞬間的にパパと呼んでしまう娘の姿に、
「や」やがてはハッピーエンドになることを願わずにはいられなかった。

「よ」世の中は混沌とした並行世界
「う」裏にある世界の悪を見逃せない夏穂
「ぎ」犠牲はこちらの世界の両親とお別れという
「し」しばらく過酷となる道を選んだ夏穂が
「や」やがてハッピーエンドに近い結末を手にできることを祈っている

「よ」世の中がどんなに理不尽でも
「う」瓜二つに生まれた私達
「ぎ」逆の世界で
「し」使命を果たしたら
「や」約束の場所で会おう

「よ」く似た姿形でも
「う」まれもった性格は真反対。
「ぎ」せいはつきものだけど
「し」あわせのために
「や」りとげてみせる。

ようしはおなじ
うごきだす運命は
ぎきょくのようなストーリー
しんぱいいらないよ
やりとげるから

「よ」よく似た2人
「う」瓜二つの
「ぎ」逆の世界で
「し」幸せなハッピーエンドのために
「や」やりとげる

容姿のみ
瓜二つの運命な彼女ら
ギリギリの時空で
幸せをスイッチ
やがて2人がそれぞれのハッピーを掴むでしょう

「よ」わいわたしと
「う」りふたつ
「ぎ」ゃくがわにいるあなたと
「し」あわせな世界のため
「や」りとげてみせるよ

「よ」のなかの
「う」そを
「ぎ」むを
「し」らみつぶしに
「や」ぶる

ようやく
うり二つのふたり
ぎゃくの世界へ
しあわせ掴むため
やくわり交換

よく似た世界と
瓜二つの私達
逆の性格だけど
幸せになるために
やり遂げて見せる

「よ」…よろしくねって
「う」…憂えるのではなく誇らしく送り出して欲しい。
「ぎ」…犠牲になってでも
「し」…幸せなハッピーエンドになる世界にするよう
「や」…約束する。

「よ」よく似ている2人
「う」瓜二つの世界で
「ぎ」逆の世界で生きるため
「し」知らないお互いの世界で
「や」やはりバットエンドなんかじゃない

｢よ｣夜更けの様な闇に包まれた気持ちになることが多々ある
｢う｣生まれてくる世界を間違えたのだろうか
｢ぎ｣逆風を追い風にする方法が分からない
｢し｣真実の私はこんなに弱くないはずだけど
｢や｣やっぱり私は私なのだから、どんな私でも誇りを持って生きていくしかないのだろうな

「よ」そうしなかった展開
「う」り二つの世界に生まれた二人がそれぞれ
「ぎ」ゃくの世界に戻り
「し」あわせになるために
「や」っと出会えた居場所は誇らしいな、と。

「よ」く似た平行世界に
「う」まれた２人
「ぎ」せいがでても
「し」あわせがどんな形でも
「や」くそくするバットエンドじゃない

「よ」容姿も名前も同じだが
「う」運命が与えたのは
「ぎ」逆の生き方を希望する2人だったんだ
「し」しょうがないことなのかもしれない
「や」役割や幸せを全うするために娘が入れ替わることは

「よ」弱虫な私と乱暴な私が存在する二つの世界。
「う」瓜二つの世界に産まれた二人の夏穂。
「ぎ」義務は誰にでもある。たまたま産まれた場所が入れ替わってしまっただけ。トランプのように。
「し」新に見つけたそれぞれが生きる世界
「や」約束。乱暴な私がパパにした約束。私が二つの世界の"希望"になる。両親しか知らない夏穂のもう1つの名前。2人の夏穂が、夏穂の両親がそれぞれを誇りに思う家族の絆を感じた。