「マ」真っ暗な夜の海に
「ニ」逃げてきた私は
「マ」まもなく消える花火を二人でみて思った
「ニ」逃げ出さなくてよかった、君がきてくれてよかったと

｢マ｣まさかの展開でした。
｢ニ｣逃げ出さずに いられなかった 海未ちゃんを
｢マ｣守ってくれた ユーレイの女の子と のどかちやんに
｢ニ｣にんまりしました。

「マ」か不思議な体験
「ニ」げてもいいのだろうか
「マ」た彼女に会うことはあるのだろうか
「ニ」げることは悪くないんだってことを教えてくれた気がする彼女に

マだ見ぬ場所へ向かう海未
ニ度と戻らない覚悟の行動
マだ見ぬ場所で会ったのどか
ニ度と失わない最高の友達

｢マ｣…まるで幽霊のような君と
｢ニ｣…逃げて来た私の出会いから始まる、
｢マ｣…迷い悩んでいる人に答えを与えてくれる、
｢ニ｣…人間でいてよかったと思える物語

マぶしい夕日を眺めながら
ニげだして来たのは海辺の町、そこで出会った君
マだ終わるのは早いと言うかのようについた花火
ニげるように消えていく輝きを最後まで追いかけ
　た

「マ」真っ暗な道に向かって
「ニ」逃げて行った先に
「マ」待っていた優しい存在
「ニ」苦い思いもいつかきらきらとした思い出に変わりますように

｢マ｣真夏を過ぎた
｢ニ｣日没後に出会った女の子
｢マ｣真っ白ではないワンピースが神秘的
｢ニ｣に見えた

「マ」　毎日辛い事ばかりで
「ニ」　苦い思い出があっても
「マ」　前を向いて生きることや
「ニ」　人間という生き物の尊さを学べる物語

「マ」わりに心追い込まれて
「ニ」ちじょうから逃げるように飛び出した私でしたが…
「マ」ばゆい光を放つ花火を夜の海で一緒に見て過ごし、現世に繋ぎ止めてくれた彼女とユーレイ
「ニ」度と見ることがないと思ってた昼間の光を浴びてまた歩き出す私、ほんと死ななくてよかった！生きてたらなんとかなる！！

「マ」まさかこんなにも過去の自分を見ているかのように感じる作品に出会えるとは思っていませんでした。
「ニ」二度と見ることがないと思い、惜しむように日が沈む瞬間を見つめる主人公に、気づけば明日が来ないことを願っていたあの頃の自分を重ねて物語を読み進めていました。
「マ」まだ終わらせたくないと心の奥底では思いながらも、今があまりにも辛すぎて、全部今日で終わりにしようと遠い海辺の街へ来た主人公の前に1人の不思議な少女が現れて奇跡が起こります。
「ニ」日常が辛いと感じる時に読み返したくなる私にとってお守りのような作品です。


『はじめての』を拝読させていただき、私にとって大切な物語と出会うことができました。
素敵な企画を考えてくださったYOASOBIの皆さん本当にありがとうございました。

「マ」ダ
「ニ」ンゲンだから
「マ」ダマダ
「ニ」ンゲンでいよう

「マ」　招かれるように、そして
「ニ」　逃げるように行った海で
「マ」　迷いを断ち切り
「ニ」　ニコニコと明日へと再出発

「マ」っ暗な夜のしっとりした世界観と
「ニ」ちじょうから逃げ出したくなった少女の心のうちに
「マ」たたく間に引き込まれてしまいました
「ニ」んげんじゃないユーレイに打ち明けるのもありね。

「マ」迷うことなく
「ニ」逃げ出したけど
「マ」まだやっぱり
「ニ」ニコニコしたい

「マ」　毎日積もる黒い気持ち。
「ニ」　人間のつまらない感情の鎖から解き放ってくれたのは、
「マ」　真っ暗な世界に現れたキミ。
「ニ」　二回目の人生のスタートを祝った湿気った花火と朝焼けのヒカリ。

「マ」毎日の
「ニ」日常を救った
「マ」眼差しの
「ニ」人間

まいにち
にこにこ
まわりも
にっこり

「マ」まるで
「ニ」人間ではないような雰囲気を
「マ」纏った君が
「ニ」ニコニコの笑顔と明るさで明日を生きる力をくれた話

「マ」
迷いを振り払って家を飛び出し、たどり着いた見ず知らずの場所で自殺を図ろうとする。
「ニ」
逃げずに今日を超えたらなにか変わるかもよ？といってそばにいてくれた女の子。
「マ」
真面目に一人で悩んで、死にたいと考えていることも、遠くの誰かに話してみることで軽くなることもある、
「ニ」
苦い過去は変えられなくて辛いけれど、想いひとつで花火のように明るい未来に変えられるんだという前向きなメッセージが込められた一作でした。